母の日にカーネーションを贈る由来!白を贈るのはアウト!?


5月の第2日曜日には母の日にカーネーションを贈る習慣があります。

近年では赤だけでなく白、青、紫、ピンクなど様々なカーネーションを見かけますが母の日に白いカーネーションを贈るのがNGというのはご存知でしょうか?

その理由はカーネーションを贈るようになった由来が関係しています。

由来や花言葉をチェックして喜ばれるプレゼントにしましょう。

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母の日の由来

1905年5月、アメリカに住むアンナジャービスという女性の母親が亡くなりました。

1908年5月の第2日曜日に行われた母の追悼会でアンナは参列者に白いカーネーションを一輪づつ渡し、祭壇にもカーネーションを飾りました。

この出来事が母の日の由来と言われています。

カーネーションは元々、キリストが十字架にかけられたときに聖母マリアが落とした涙から咲いたと言われていますが、アンナの母が好きな花でもありました。

追悼式から2年後の1920年にはアンナの故郷ウエストバージニア州で「母の日」が認定され、さらに1914年にはアメリカ連邦議会で5月の第2日曜日を「母の日」とする法律ができます。

母の日が始まったころは母親がいる子には赤、母親がいない子には白のカーネーションを胸につけてあげるイベントでしたが、やがて子供から母へプレゼントする形式に変わりました。

そして1960年に日本で、母親がいない子供への気遣いから全て赤いカーネーションを贈るよう統一されたのです。

近年では色の意味が薄れ、カラフルなカーネーションを贈ることも多くなりましたが白いカーネーションは亡くなった母親を表すので母の日にはNGとされています。

色で違うカーネーションの花言葉

多くの花にはそれぞれ花言葉があり、プレゼントする側もされる側も意外とチェックしているものです。

母の日にちょっと目を引くカラフルなカーネーションを贈りたい場合は花言葉の意味を調べてからプレゼントしましょう。

赤…情熱や愛情、母への愛

ピンク…美しいしぐさ、女性の愛、情熱、母の愛、感謝の心

青が少し混ざったような濃い赤…私の心に哀しみを

紫…誇り、気品、気まぐれ

黄色…軽蔑、拒絶、失望

オレンジ…清らかな慕情、熱烈な愛

青…永遠の幸福

母の日でNGとされる白も花言葉では純粋な愛や純潔を表し、決して悪いものではありません。

むしろパッとみ可愛くて他の色とも相性が良い黄色の意味は、皮肉めいて非常にネガティブで要注意です。

青いカーネーションは花言葉も素敵ですが非常にインパクトのある色なので思い出に残るプレゼントとなるようです。

まとめ

母の日の由来となったのは母の死という悲しい出来事でしたが、1人の少女が母を思う気持ちや周囲の人がその哀しみをいたわる気持ちは非常に優しいものです。

赤という色に統一された由来も、思いやりが溢れている「母の日」だからこそと言えます。

母の日のプレゼントは花意外にもエプロンやキッチン用品など様々な選択肢もありますが、一度原点に戻って優しさに溢れたカーネーションをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

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