ナンバープレート数字とひらがなの意味について


自動車や原動機付自転車についているナンバープレート。

色や文字、数字に隠された意味を知っていますか?

ナンバープレートを見ると、地名部分、数字・ひらがながあります。

ナンバープレートの中に含まれている意味を詳しく解説します。

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ナンバープレートに含まれる数字の意味

ナンバープレートは長方形で、自動車登録番号標が正式名称です。

ナンバープレートは、登録する地域の運輸支局や自動車検査登録事務所と呼ばれる所で発行されます。

ではナンバープレートをよく見てみましょう。

ナンバープレートの漢字部分は、管轄運輸局や自動車検査登録事務所のある地名を表します。

ご当地ナンバーといわれるものも増えています。

地名部分は「漢字」で「2文字」が原則とされ、最大でも「4文字」でローマ字は認められていません。

地名の横にある数字、これを分類番号といいます。

分類番号は1998年までは2桁でしたが、現在は3桁になっています。

分類番号は000番台の大型特殊自動車の建設機械にあたるものから順番にあります。

000番台は大型特殊自動車(建設機械)、100番台は普通貨物・200番台は普通乗合・300番台は普通乗用に使われます。

400番台と600番台は小型貨物、500番台と700番台は小型乗用。

800番台は特殊用途自動車、900番台は大型特殊自動車になります。

軽自動車分類番号は4と6番から始まります。

4と6から始まる物を貨物、5と7から始まる物は乗用車。

8から始まるのは特種用途自動車になります。
大型といえばトラックですが、トラックは4や1から始まります。

特殊用途自動車のキャンピングカーは8が付きます。

ナンバープレートに含まれるひらがな(他)の意味

五十音順で普通自動車・事業用や自家用などの用途表示が分かれます。

普通自動車の事業用は「あ・い・う・え・お・か・き・く・け・こ・を」使い、レンタカーには「わ・れ」
駐留軍人用車両には「よ」とアルファベットの「E・H・K・M・T・Y」が使われます。

それ以外のひらがなが普通自動車の自家用に使われます。

軽自動車では事業用が「り・れ」になり、レンタカーは「わ」です。

駐留軍人用車両は「A・B」を使い、それ以外のひらがなを自家用で使います。

ナンバープレートでは使われないひらがなもあります。

「お」は「あ・む」と間違えやすいので使いません。

「し」は「死」を連想さ縁起が悪いこと、「へ」はおならみたいだから。

「ん」は言いにくいなどの理由があります。

ひらがなの横の4桁の数字は一連指定番号と呼ばれ、1から9999まであります。

希望で好きな番号を取得できますが、人気の物は抽選になります。

ナンバープレートは車の種類によって色が違います。

普通自動車や小型自動車、自家用車は、白地に緑色の文字です。

事業用の普通自動車・小型自動車のタクシーなどは、緑字に白の文字になります。

黄地に黒の文字が軽自動車の自家用車で、黒地に黄の文字を軽自動車の事業用の車両になります。

まとめ

ナンバープレートの起源は1800年代の終わりのアメリカで、当時車ではなく馬車の所有を示すものでした。

このナンバープレートの長方形の板の中には、車両に関する情報が詰められています。
ナンバープレートの意味を知って、偽装や改造ナンバープレートには気を付けましょう。

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