飲み会や女子会のたびに懲りてはいますが、毎度のことながら二日酔いは本当に辛いですよね。
ウコン入りドリンクなど飲んで予防するようにはしていますが、二日酔いにならない方法、症状を軽くする方法はないものかと考えてしまいます。
この記事では二日酔いの仕組みや原因から、どうやったら二日酔いを根本的な治し方を考えてみたいと思います。
二日酔いの症状と原因は？
二日酔いの主な症状は頭痛、吐き気、胸やけ、食欲減退、疲労感、のどの渇き、関節痛、憂うつ感や不安感などが挙げられます。
人によっては息切れ、震え、発汗、不眠などさまざまな体調不良の症状があらわれますよね。
アルコールが体内に入ると、肝臓でいくつかの行程に分かれて分解されます。
アルコールは肝臓で分解され「アセトアルデヒド」という物質になるのですが、この物質こそが二日酔いの元凶なのです。
アセドアルデヒドが私たちの体に悪さをして、頭痛、吐き気などの体調不良を引き起こしています。
アセドアルデヒドが再度肝臓で分解され、無害な物質になると体調不良がおさまります。
肝臓が処理し終わるまで待つしかないのですが、二日酔いの効果的な治し方はないのでしょうか？
二日酔いの効果的な治し方は？
肝臓がアセトアルデヒドを分解し終えるのを助けたり、体調不良を起こしている胃や体の組織を回復させる食べ物や飲み物を摂るのは補助的にですが二日酔いを効果的に治してくれます。
二日酔いで効果の高い食べ物として知られているのが解毒作用のある柿、肝臓機能を高めるシジミ、二日酔いに効く果糖が含まれているハチミツ、グレープフルーツが挙げられます。
飲み物は尿から有害物質を排出させるため基本的に何でも有効で、ぬるま湯やお茶をはじめとしてスポーツドリンク、みそ汁、コーヒーや牛乳、中には炭酸飲料なんていうのも二日酔いには効くそうです。
スパイス的なものではウコン、ニンニク、アロエ、梅干し、ショウガが二日酔いの症状から体を回復させるのを手伝ってくれます。
さて、二日酔いに効く食べ物や飲み物をたくさん紹介しましたが、これらは二日酔いを治す補助的な役割しか果たしてくれません。
二日酔いを根本的に治すにはどうしたら良いのでしょうか？
二日酔いには寝るのが一番？！
実は二日酔いを治すには、ひたすら寝るのが一番なんです。
ただ横になるのでなく、眠ってしまうのが特に効果的です。
例えば仕事のし過ぎや睡眠不足で疲労がピークのときには、体内や脳内に疲労物質が蓄積されていきます。
栄養のあるものを食べたり飲んだりしても疲労物質が排出されるわけではないため、疲労解消にはなりませんよね。
しっかり寝ることで体の有害物質が排出され、脳の疲れも取れていきます。
二日酔いで体内に残っているアセトアルデヒドの分解を助けるのも同じで、寝るのが肝臓の疲れを取るのが一番の治し方です。
まとめ
飲み会や女子会は金曜の夜に開催されることが多いですが、翌日ゆっくり寝て体や肝臓が休まるようになっていますよね。
ウコン入りドリンクやシジミなど食べるだけで肝臓が回復するなら、飲み会が平日の夜でも構わないわけです。
休日の前日に飲み会が設定されてるので、飲み会の翌日はハードな予定を入れないで自宅で寝て回復させてねということなんです。
二日酔いに効く食べ物、飲み物で体をいたわりながら翌日はしっかり寝て肝臓を大切にして、年取っても楽しくお酒が飲める体でいられるようにしましょう。