最近物忘れがひどくなったという様な事がありませんか?
年のせいかなと思い、放っておくと実は大きな病気の前兆かもしれませんよ。
手遅れになる前に一度自分の症状を確認して見て下さい。
記憶力低下が感じられる40代の症状
記憶力低下は確かに加齢によるものであることが多いです。
特に40代は更年期障害に悩まされる方も多いでしょう。
更年期障害とはホルモンバランスの変化によって身体的や精神的に不調を感じるようになるものです。
イライラやだるさなどの症状が現れますが、それに加え物忘れなども現れるようになります。
更年期障害は女性に多い症状ですが男性にもあらわれる場合があります。
人や物の名前が出てこなくなったり「あれ」「それ」などの指示語が会話で増えていませんか?
これだけなら問題はないのですが、あまりにひどいようだと若年性アルツハイマーの疑いがあります。
若年性アルツハイマーとは?
若年性アルツハイマーは本来65歳以上の方に多い認知症の症状が40代~50代にかけて現れるもので、物忘れが激しくなったり、いつも出来ていた事が急に出来なくなったりといった症状が現れます。
まだ若いからと思っていると、取り返しのつかない事になるかもしれません。
そうなる前におかしいと思ったら早めに病院にかかりましょう。
早期発見早期治療ができれば進行はかなり遅らせることができます。
更年期による記憶力低下の場合
単純な加齢による記憶力低下の場合は脳を積極的に使うようにすると改善出来ます。
脳を刺激するためには様々な方法があります。
適度な運動や、コミュニケーションの場を増やすなどして、脳の活性化を図りましょう。
特に運動では道具を使ったスポーツ(テニスやゴルフなど)が良いとされ、コミュニケーションは様々な年代の新しい友達を作るのが良いそうです。
新しいことにチャレンジするのも脳に刺激が与えられるので効果的です。
食事でも青魚や緑黄色野菜は脳にいいとされていますので積極的に取るようにすると良いでしょう。
青魚にはDHAが含まれ、脳を活性化し、緑黄色野菜に含まれるβ‐カロチンやビタミンなどは強い抗酸化作用があります。
まとめ
記憶力低下の原因は加齢によるものが多いですが、40代の方でも若年性アルツハイマー等のリスクがあります。
そうでなくても40代を迎えると脳のはたらきが低下するので、積極的に脳を刺激して、若々しくありたいものですね。