夜になっても気温が下がらない熱帯夜は、寝苦しく、疲れも取れないので困りますね。
エアコンをかけっぱなしで寝ると、経済的にも、身体的にも負担がかかります。
そこで、熱帯夜の対策に保冷剤を使う方法をお勧めしたいと思います。
保冷剤を勧める理由
理由1:何度も使える
保冷剤は時間が経つと冷たさは無くなりますが、また冷凍庫に入れることで何度も使うことができます。
朝冷凍庫に入れれば、夜には冷たくなっているので、一つあると十分寝苦しい夜の対策に役立ちます。
理由2:経済的
市販のアイスノンなども同様の効果がありますが、生鮮食品やデザートなどを買うと無料で付いてくる保冷剤なら全くお金がかかりません。
小さめのものならいくつかまとめて使います。
理由3:体に優しい
エアコンや扇風機の風が直接体に当たると、疲労感を感じたり、体調を崩す原因になります。
保冷剤で上手に涼をとることができれば、体への負担が減ります。
保冷剤を使うときのポイント
保冷剤は体の一部しか冷やすことができませんので、太い血管や大きなリンパ節のある部分を冷やすと、体全体を効率よく冷やすことができます。
具体的には首の後ろや脇の下、足の付け根などがその場所に当たります。
枕の上に置いたり、脇に下に挟むようにして利用すると良いでしょう。
保冷剤は冷凍庫から出した直後はかなり冷たい状態ですので、そのまま使うと体が冷えすぎてしまいます。
結露で衣服や寝具が濡れるのを防ぐためにも、必ずタオルで巻いて使用しましょう。
また、時間に余裕がある時は寝る前に保冷剤を体が横になる位置に置いておき、寝具を冷やしておくのも良い方法です。
寝入る時にひんやりと気持ちよく、スムーズに入眠することができます。
保冷剤を冷凍庫に入れる時は、使うときのことを考えて、平らに置くようにしましょう。
その他の対処法
熱帯夜の対策としてエアコンを使わない方法は他にもあります。
体に霧吹きで水をかけ、蒸発するときの気化熱でひんやりさせたり、ミントオイルを身体につけるとスースーして暑さが和らぎます。
また、外の空気を取り入れて、部屋の中の空気を動かすようにすると、同じ室温でも体感温度が変わってきます。
風のない日は窓を2箇所開け、一箇所の窓を背に扇風機をつけ、もう片方の窓に向かって回します。
こうすることで風の通り道が出来て部屋の空気が動きます。
扇風機は人のいる方向を避けて回すようにしましょう。
エアコンを使わない熱帯夜対策の中でも、保冷剤を使う方法をご紹介しました。
保冷剤は身近にあるものですので是非試してみてください。