地球温暖化の原因は温室効果ガス!日本への影響と簡単にできる対策

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地球温暖化で氷河の氷が解けているニュースを見ても、遠い日本で生活している私達はその影響がすぐ生活に現れるわけではありません。

しかし、既に日本でも100年間の間に気温が1℃上昇し、東京ではヒートアイランド現象の影響もあり2.9℃も上昇しています。

数年後、数十年後と考えると未来の子供達が生きる世界では今よりももっと大きな問題に直面することになります。

個人でも簡単にできる対策方法をご紹介します。

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地球温暖化はナゼ起こる?生活への影響は?

地球の温度が上がってしまう地球温暖化の原因の中で一番大きい影響を与えているのが温室効果ガスと言われています。

温室効果ガスとは対流圏オゾン、二酸化炭素、メタンなど地面から放出された赤外線を吸収することで室温を上げてしまうガスのことです。

現在世界中で原因である温室効果ガスの排出を減らす動きはありますが、地球上では2010年の時点で二酸化炭素に換算して約427億トンも排出しています。

その時点で日本の温室効果ガス排気量は世界の国でも6番目に多く、リーマンショックや福島第一原子力発電所事故の後に排出量が少なくはなりましたがそれでも排出量は多く、一人ひとりの対策が重要になっています。

なぜ世界各国で地球温暖化が叫ばれているか、それは時間をかけて人間や他の動物を絶滅させてしまうほど各所に影響が出るからです。

具体的には気温が上がることで氷河の氷が解けて海面が上昇し水が増えることで国の面積が減ったり、高潮や洪水が頻発するなど水害が起こります。

また、暑さでの干ばつが原因で食料不足が起こり経済的、健康への被害などにも大きな影響があります。

影響は人間だけでなく地球温暖化が進むにつれ動物の絶滅危惧種が増え、絶滅が危惧されている野生生物は2,475種にものぼります。

経済的な発展を重視した生活を続けることを過程したシュミレーターでは、日本も6月から8月の平均気温が40℃以上になり降水量も19%増加してしまうという結果が出ているそうです。

気温が上がり、熱帯夜や真夏日の日数が増えることで熱中症にかかる人が増えるなどの健康被害が増え、今まで生息していなかった熱帯に住む生物や植物が増えたり、スキー産業を筆頭とするサービス業にも影響が出ることも危惧されています。

どうすれば食い止められるか

地球温暖化を完全に止めることはできません。現状ではその進行を遅くすることが重要なのです。

そのためには一人ひとりが協力して地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の排出を抑えるように意識しましょう。

例えば、自動車は二酸化炭素を排出する乗り物なので、電車やバスなど交通機関を使うことで簡単に排出量を減らすことができます。

また、二酸化炭素を排出する石油やガソリンは工場や、電気をつくる発電所で多く使用されています。

節電は電力の消費をおさえることで発電所から排出される大量の二酸化炭素をおさえることができます。

家族が別々の部屋でテレビ、照明、冷暖房を使うとその部屋の分だけ電力を消費するので家族団らんの時間を作り一つの部屋に集まることも効果的です。

一人でも簡単にできることはテレビの見ない番組は消したり、冷房を1℃高く暖房は1℃低く設定することです。

各工場から排出される二酸化炭素も、いらないレジ袋を使わない、割り箸よりマイ箸を使うなど環境を意識した行動で減らすことができます。

まとめ

一人ひとりが意識することで地球温暖化の進みを遅くさせることができますが、多くの人がコツコツと実践していかないと効果が出ません。

・地球温暖化の原因は温室効果ガス
・大きな原因となっている二酸化炭素の排出量を減らすことで進行を遅くできる
・簡単にできる対策は、節電や資源の節約

地球温暖化は私達の生活を改善することで環境変化の進行を遅くすることができ、逆に手遅れになってから考えるのでは対処しきれない問題でもあります。

自分達のため、未来の子供達のためにも簡単できることからはじめましょう。

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