数え年?満年齢?還暦や喜寿年齢の数え方

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家族や友人の還暦をお祝いしたいけど、還暦は数え年か満年齢か分からなくなる方もいるのではないでしょうか。

また古希や喜寿など、他の長寿祝いをする際も年齢の数え方が分からなくなることがあります。

そもそも数え年とはなんなのか分からないという方は、この機会に知っておきましょう。

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昔からある独特の数え方、数え年って?

数え年は昔に比べると使用する機会が減ってしまったため、数え方自体を知らないという方もいるかもしれません。

今現在、年齢を数える際は満年齢で数えていますが、明治時代やそれ以前は数え年が主流でした。

数え年は生まれた歳を1歳として数える年齢の数え方です。

その後は1月1日を迎えるごとにひとつ歳をとっていきます。

戸籍制度などが発達していなかった昔は、誕生日という概念がなく、年が変わると家族全員が一斉に歳をとっていきました。

満年齢を使用するようになったのは明治に入ってからのことです。

数え年は現在では厄年の年齢などに使われています。

厄年の年齢がずれていたなんてことのないように数え年を覚えておきましょう。

還暦や喜寿は数え年?満年齢?

還暦や喜寿など長寿のお祝いをする際は、数え年か満年齢かで混乱しがちです。

これには理由があり、還暦は定年退職と合わせて考えている方も多く、60歳というイメージが強いのですが、この60歳というのは満年齢のことを指しています。

ところが古希や喜寿など、それ以降の長寿のお祝いに関しては数え年で数えることが一般的なので、どうしてもややこしくなってしまうのです。

これにより満年齢で60歳を迎えると「還暦」になりますが、古希は数え年で70歳なので満年齢だと69歳ということになります。

還暦の9年後に古希のお祝いをするというのは、なんとも中途半端な感じもするので、すべて満年齢で数えてお祝いをするという家族もいるそうです。

ちなみに「還暦」は自分の干支が一周したという意味です。

干支は「十干十二支」があり、厳密にいうと60種類あります。

その干支がひと回りし、自分の生まれた干支にかえってくることから「還暦」と言われています。

「還暦」はとてもおめでたいことなので、家族が還暦を迎えた際には、盛大にお祝いしましょう。

まとめ

数え年は生まれた年を1歳として数える数え方です。

そのため、今年誕生日を迎えた方は、自分の満年齢に1を足すことで数え年がわかります。

今年まだ誕生日を迎えていない方は、自分の満年齢に2を足すことで数え年がわかります。

なんだか自分が歳をとったような気がして嫌な気分になるかもしれませんが、いつか使うことがあるかもしれないので覚えておきましょう。

また家族をお祝いする際には「還暦」は満年齢、それ以降の古希や喜寿などは数え年であることも一緒に覚えておきましょう。

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