あなたの財布には「ピン札」が入っていますか?
お祝い事があるときには「ピン札」を用意していたいものです。
ですが、なかなか「ピン札」を揃えておくことが出来ません。
そこで、自分で簡単にできる方法をご紹介します。
ピン札とは?
ピン札といえば「しわのないお札」や「新品のお札」の事です。
関西での方言で「ピン」は「新しい」という意味です。
元々はポルトガル語で、数字の「1」を「ピン」と言います。
銀行などの金融関係の言葉で「ピン札」は使用済みだがしわのない状態のお札のことを言います。
「新札」は発行されたばかりの使用されていない状態のお札を指します。
結婚式などの御祝儀には「新札」を用意しておきたいものです。
お年玉などにも新札やピン札を使う人もいます。
「心待ちにしていました」という意味合いが込められています。
逆に病気見舞いやお葬式の香典などに、ピン札や新札を使うのはマナー違反となります。
ピン札や新札を使う場面には気を付けたいものです。
アイロンをかけてピン札にする方法
どうしてもピン札を用意したい場面がある場合、アイロンを使ってしわを伸ばすのが一番手っ取り早い方法です。
お札のしわの状態にもよりますが、アイロンを使えば簡単にしわが伸びます。
しわを伸ばしたいお札を用意します。
霧吹きで軽く湿らせ、アイロンでゆっくりしわを伸ばすように当てます。
アイロンにスチーム機能がある場合は、弱のスチーム機能を使いましょう。
アイロンを当てて暫くすると、水分が飛んでお札が反り返ります。
雑誌や本の間に挟んで、重石をかけると反らずに済みます。
お札のしわがひどい場合には隠し技があります。
それは「大根おろしのしぼり汁」を使う方法です。
大根おろしのしぼり汁には、消化酵素が含まれています。
この消化酵素と水分が作用して、お札の表面に塗られているデンプンが柔らかくなります。
そしてアイロンの熱で水分が飛び、再びデンプンが固まってお札のしわが伸びピン札のようになります。
大根おろしのしぼり汁を軽くお札に当てて、低温のアイロンで両面を伸ばすようにします。
アイロンをかける場合の注意点は、お札にあるホログラムに直接熱を当てないことです。
お札のホログラムは、偽装防止目的でつけられていて熱に弱く変質しやすいものです。
ホログラムが変質した場合、偽装を疑われるので注意が必要です。
まとめ
風水的にもピン札を持っていると、金運アップにつながるとか。
アイロン以外でピン札にする方法としては、銀行で両替を依頼するなど時間がかかります。
ピン札を揃えておくことはなかなか大変です。
新札やピン札を手に入れる機会があれば、ご祝儀用に取り置きしておくと良いでしょう。