地球温暖化で生態系の変化や海面の上昇と言ってもピンときませんが、実は既に日本でも熱中症にかかる人が増えたり、今までいなかった海外からの外来種が増えているなどの影響が出ています。
各国で地球温暖化に対する取り組みは行われていますが、国や企業が行うプロジェクトだけで地球温暖化を止めることは不可能です。
一人ひとりが生活を見直し、環境に優しいエコ生活を取り入れることで温暖化の原因を減らして歩みを緩めることができます。
エコ生活の決定版とも言える太陽光パネルのメリットをご紹介します。
太陽光パネルはなぜ地球温暖化に効果があるのか
地球温暖化最大の原因は二酸化炭素といわれています。
二酸化炭素は車の排気ガスなどにも含まれていますが、大量に二酸化炭素を排出しているのは工場や発電所です。
エネルギーを生み出すときに石油などの資源を燃やし、大量の二酸化炭素を排出することが原因です。
工場や発電所の稼動を抑えることで地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らすことができます。
工場や発電所の稼動を抑えるには、多くの人がトイレットペーパーやわりばしなどの消耗品を節約し、こまめに電気を消したり冷暖房の温度設定を気にかけて節電をする必要があります。
また、石油を燃やしてエネルギーに変える火力発電ではなく、環境に優しい再生可能エネルギーを取り入れることも重要です。
風力発電や原子力発電も地球温暖化の原因となる石油を燃やした発電方法ではありませんが、個人で設置するには規模が大きいため現実的ではありません。
太陽光発電のメリットは家庭の屋根に取り付けたり、少量の電力なら太陽光パネルがついている各製品を使用することで個人の生活にも取り入れられることです。
手軽に使える太陽光パネルあれこれ
太陽光発電に必要な太陽光パネルは様々な形で製品化されています。
太陽光パネルを設置したスマートハウスでは、太陽光によって家電を管理して余ったエネルギーを電力会社に買い取ってもらうことも可能ですが全ての人が手軽に取り入れられるものでもありません。
太陽光発電のもう一つのメリットは小さなパネルを使った製品も多く存在することです。
ガーデンライト、太陽光で使えるパソコンのキーボードなど一つの製品に取り付けられているものだけでなく、携帯やノートパソコンを充電できる大容量の太陽光パネルもあります。
基本的に太陽が出ているとそのエネルギーを電力に変えるものなので天気が悪いときには生産できるエネルギーが減ってしまいますが、物によっては作った電力を充電しておき太陽の光がない間も使用できるようになっています。
太陽光パネルを使用すると自分が電力を作っていると自覚ができるため、生活にエコを取り入れる意識が高まるということもメリットの一つです。
まとめ
太陽光発電を日常生活に上手に取り入れることで、電力を使った便利な生活を崩さずに地球温暖化の進みを緩めることができます。
・太陽光は二酸化炭素を出さない再生可能エネルギー
・手軽に使える製品も多いため個人の生活に取り入れることができる
・目で見やすいためエコの意識が高まる
誰か一人がエコ生活を送るだけですぐ地球温暖化が止まるわけではありませんが、ちりも積もれば山となります。