北半球と南半球では季節が変わる理由について


日本からオーストラリアなど、南半球に旅行に行くと季節が真逆で戸惑ってしまう事ってありますよね。

わかってはいても、準備不足だったりして「失敗した」なんて経験したした事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

北半球と南半球では季節が変わる事が分かっていても、その理由を知っていますか?

そこで今回は、北半球と南半球で季節が変わる理由について紹介します。

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季節が変わる理由

地球は常に、地軸が23.4度傾いて自転しながら、太陽の周りを公転しています。

そのため、地球に当たる太陽光は常に一定ですが、地軸が傾いているため、公転の位置によっては太陽光の当たり方に偏りが出るのです。

例えば、北極側が太陽に向いて傾いている位置は、北半球の昼の時間が長くなるため、北半球は夏を迎え、南半球は昼が短くなるため冬を迎えます。

逆に南極側が太陽に向いて傾いてる位置では、南半球の昼が長くなるため夏を迎え、北半球では冬を迎えます。

このように地軸が一定に傾いてる事が理由で、季節が生まれ、北半球と南半球では季節が変わるのです。

日本の位置がもっとも四季を感じられる

日本に住んでいると四季を感じるのは当たり前ですが、世界では地球上の位置によって全く違います。

例えばノルウェーでは、夏を迎えると午後10時になっても日が沈みません。

ノルウェーは日本よりも北に位置するため、太陽までの距離が長く、夏でも日本のように気温は上昇しませんが、地軸に近いため夏はほんとどの時間帯で太陽光が当たっています。

逆に赤道付近に位置する国では、さほど季節の変化がありません。

その理由は、赤道付近では地軸の傾きの影響が少なく、太陽に最も近い位置になるため、冬でも一年中日本の夏のような機構になります。

また、なぜ南半球は暖かいイメージがあるのかというと、南極寄りに島が少なく、赤道寄りに島が多くあるため、暖かい国ばかりあるのです。

世界地図を見てみるとわかりますが、北半球の方が圧倒的に国が多く、南半球は国が少ないのです。

このような理由から、南半球は暖かいというイメージがあるんですね。

まとめ

以上のような理由から、北半球と南半球では季節が変わります。

このような事がわかると、日本では当たり前の四季や、日照時間は当たり前でないという事がわかると思います。

また、北半球と南半球の違いとして季節以外には、自然に渦を巻くものは逆になります。

台風や潮の流れでできる渦、水を流した際にできる渦などが、南半球では時計回り、北半球では反時計周りに回るんです。

他にも、南半球では太陽がやや北に上がったり、北半球では見えない星が見えたりするなど、
様々な違いがあります。

南半球に行った際には、このような日本では絶対に感じる事のない違いを意識てみるのも面白いかもしれません。

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