長期休暇やゴールデンウィーク、お盆にお正月。
帰省ラッシュには付き物の交通渋滞。
渋滞している原因は何なのか、渋滞の先頭には何があるのか気になりますよね。
意外な渋滞の原因や、渋滞の先頭にある不思議を調べてみました。
渋滞の原因は何?
スムーズに進んでいたかと思っていたら、ある所を境になかなか進めない渋滞に巻き込まれるときがあります。
帰省時間や移動時間が重なったり、思わぬ事故の発生により渋滞がおこったりします。
高速道路と一般道路では渋滞の定義が違います。
高速道路では走行速度が40km/h以下になった状態をいい、一般道路では走行速度が20km/h以下になった状態をいいます。
渋滞の主な原因が高速道路では上り坂にあり、一般道路では交差点が一番渋滞する原因となっています。
渋滞の種類には自然渋滞、工事渋滞や事故渋滞があります。
自然渋滞は朝夕の通勤ラッシュや帰省ラッシュ、行楽地へ向かむ車などでおきます。
工事渋滞は、工事により車線が減少することにより起こる渋滞の現象です。
事故渋滞は交通事故などによって起こる突発的な渋滞で、台風や積雪などの自然現象でも発生します。
上り坂やサグ部、トンネルに差し掛かったころに前の車との距離への不安感からブレーキをかけてしまうことがあります。
この道路の形状が問題点となって、渋滞を引き起こしているといえます。
渋滞の先頭はどうなっている?
色々な道路上のアクシデントで起こる渋滞。
渋滞の一番先頭になっている所、車はいったいどうなっているのでしょう。
じわじわと動く車の中で多少イライラしながらでも我慢していると、いつの間にか渋滞から抜けていることがあります。
渋滞の先頭にある車両はゆっくり走っているわけではありません。
「サグ部」という下り坂から上り坂になっている部分で、ブレーキを踏んで速度を落とすと車間が詰まり渋滞となります。
ようやく渋滞を抜けてペースを上げられると思った瞬間、渋滞の先頭車両に自分がなっているわけです。
「サグ部」による渋滞の事を「自然渋滞」と呼びます。
まとめ
渋滞は車社会では逃れられない事象といえます。
良かれと思ったこと(速度減少、ブレーキ)が、逆効果になるというわけです。
インドの研究者によると、アリの世界には渋滞はないそうです。
「アリの行列は間隔が十分に保たれているから」という研究結果です。
十分な車間距離を保っていると、自然渋滞は起きなくなります。
利己的な行動で損をしないように、マナーを守って安全運転をしましょう。