日本史の試験が苦手な人が難航する部分、それは暗記。
人物や起こった事柄などは漢字も多く、日本史は暗記する部分が沢山あります。
逆に、暗記さえできてしまえば前日の一夜漬けでも高得点が狙える教科なので、覚え方のコツをご紹介します。
試験用にオリジナルのまとめを作る
日本史の授業の中でしっかりとノートを書いていても、先生が言ったことや書いたことを必死に写しているときには頭に記憶はされません。
また、人間の脳は非常に忘れやすいので試験よりかなり前の授業のことは興味がなければ忘れてしまうものです。
授業中にノートに残した部分は重要点が多いため、前日にもう1度自分で考えながらまとめることで理解が深まります。
日本史の場合、誰がいつ何をしたことによって何かが起こるというような関連性がある場合も多く、その流れを組まずに単語だけ覚えてもテストの点数にはつながりません。
必ず年代にそって書き出しましょう。
暗記する時のポイント
日本史に限らず人間が何かを覚えるときには視覚や聴覚、触覚など五感を刺激するものが記憶に残りやすくなっています。
例えば初対面の人を後から思い出すときは印象が強かったのが顔や服装なら視覚である見た目から思い出します。
名前を聞いた時に変わった名前だと思っていれば聴覚で感じた名前の呼び方などが一番先に思い出され、そこからその人物について辿っていくことができます。
その覚え方を試験に反映させるには口に出して言うことやノートに書き出すことなど、少し負担をかけて五感を刺激することが効果的です。
日本史の場合、まずは年代ごとに自分でまとめたものを理解するようにしながら口に出して数回読みましょう。
大きな声を出さなくても大丈夫です。
試験の時に思い出せない部分があっても、日本史の場合は何か一つでも思い出せれば関連する人物や事柄などを思い出すきっかけになるので単語だけでなく、他のキーワードと関連づけた覚え方をしましょう。
読んで歴史の動きが理解できたら、年代や人物名、地名、起こった事柄などキーワードをノートに沢山書きましょう。
これはまとめた時とは違い、キーワードだけ何度も書くことで感覚的だった単語をフォローし、漢字やカタカナの間違いを少なくすることができる覚え方です。
まとめ
数学や英語などは出された問題を方程式に当てはめて試験で考えて答えを導き出しますが、日本史は前日の記憶をそのまま試験で書くことができるため五感を刺激する覚え方で高得点が狙えます。
・人間の脳は忘れやすいため、暗記するものは前日確認することで試験の結果につながる。
・歴史の流れを理解することでキーワードを1つ思い出せれば関連した他のキーワードが思い出せる。
・流れの理解や単語は口に出すことで記憶が深まり思い出しやすくなる。
・書くことでキーワードの書き間違いを減らすことができる。
前日の勉強は覚え方のコツをつかめば飛躍的に試験の点数を上げることができますが、普段の勉強や授業をおろそかにしてしまうと重要点がどこだかわからなくなってしまいます。
普段の勉強に併せて前日の復習するようにしましょう。