彼女がいるのに、別の女性と遊んでいたら、何故か彼女にばれてしまったという経験をした男性は多いことと思います。
自分では絶対にばれない自信があったのに、彼女は容易に嘘や浮気を見破ってしまいます。
実は同性から見ても女の勘は鋭く、ちょっととした嘘を見抜かれ、問い詰められたという経験をした女性も多いのです。
これは何故なのでしょうか?
古来、女性には第6感的な不思議な感覚が備わっていると信じられてきた時代もあったようですが、現代では科学的に女の勘が当たる理由が分かっていますので、お知らせします。
女の勘が当たる理由1 男性よりも感情を読み取ることが得意。
「PONS」(非言語的感受性テスト)というものがあります。
このテストは言葉を使うことなく、表情や仕草といった態度から相手の感情を読み取る能力を測るテストです。
個人差もあるのですが、性差もあり、男性よりも女性のほうが好成績でした。
つまり、女性は些細な感情でも読み取ることが出来、それにより男性の細かな変化を見つけてしまうのです。
このような能力が身に付いた背景としては、言語を喋れない赤ちゃんの感情を読み取る以外にも自己防衛能力だと言われています。
女性は長い歴史で、男性の力なしでは生きていくことが出来なかった上に、身体能力も劣っているので、感覚を鋭敏にすることで自分を守ってきたといいます。
女の勘が当たる理由2 記憶力が良い
女性は男性よりも記憶力が良いとされています。
理由は注意力が男性よりも高く、人の言葉や顔といった男性から見たら細かいことでも覚えることが出来ます。
記憶というデータを使って、目の前の男性を得意の注意力で分析することで、いつもの男性との違和感を覚え、結果的に浮気や嘘を見抜くということでしょう。
まとめ
女の勘が当たる理由は主に2つあります。
・女性は感情を読み取る能力が高い。
・女性は記憶力が良いからです。
これ以外にも女性は男性よりも感覚が鋭く、細かな色彩を感じ取ったり、臭いに敏感だという特徴もあります。
これらは身体能力が低く、男性の支配下でしか暮らすことが出来ない時代が長く続いたための名残だと言われていますが、感覚が鋭敏なのは外敵から逃げやすくするためでもありました。
一方の男性は獲物を獲得する、外敵と戦うという役目を持っているため、感覚が鋭いと余計な感情が邪魔をして戦えないという事態になっては困るということで、感覚が多少、鈍感になっています。
そのため、なおさら、男性は女の勘が当たるように感じてしまうのです。
女の勘と呼ばれる能力は感情をうまく表現出来ない子どもの感情を感じ取ったり、病人の細かな異変に気付くといったことにも使われています。
そういうわけで、女の勘が当たる理由は女性特有の感覚の高さによるので、第6感的なものが女性に備わっているわけではありません。