目立たせたい文字を太くくっきり書きたいときに重宝するマジック。
マジックは学校や会社だけでなく家庭にも1本あると便利ですが、ボールペンや鉛筆と違って何本も用意するより必要なときだけちょっと使うことの方が多いペンです。
小学生や幼児のいる家庭では靴やノートなど名前を書くことが多いので、油性ペンは必ず家にあるのではないでしょうか?
しかし毎日使うというものでもないので、何回も使ってないのに使おうと思ったら既に使えなくなっていることもあります。
まだインクが残っているの書けなくなったマジックを復活させる方法は簡単です。
油性マジックと水性マジックの復活方法と、書けなくなった原因についてまとめました。
マジックが書けなくなった原因
油性マジックや水性マジックはキャップの閉め方が不十分だと乾燥して書けなくなってしまいます。
蛍光ペン、筆ペンなどのマジックは乾燥するとペン先がカサカサになって書いたときにかすれる位ですが、油性ペンで酷い場合にはペン先にゴワゴワした塊ができてしまうこともあります。
この場合、インクの塊を剥がしても色が出るわけではありません。
かならずキャップはしっかり締めて保管するようにしましょう。
頻繁に使わないマジックが書けなくなったときはインク切れよりも乾燥が原因なことが多く、簡単な方法で復活することができます。
書けなくなったマジックの復活方法
マジックの復活に使用するものは油性と水性で異なります。
ペンの側面には油性か水性か書いてありますので、それぞれ確認してからお試し下さい。
水性ペンの復活方法
水性ペンは書いた文字に水が垂れるとにじんでしまうことからもわかりますが、水で溶けます。
ペンのキャップにぬるま湯を入れ、しっかりとペンに被せます。
キャップを締め、そのまま10分まってからキャップを外すと使えるようになっています。
水のかわりに無水アルコールを使うこともできます。
水の方が手軽に用意できますが、無水アルコールが手元にあれば揮発性が高いので処理が楽です。
油性ペンの復活方法
油性ペンは水性ペンと違い、水に溶けることがありません。
そのため使用するのは水ではなく「アセトン」という成分が含まれた除光液やベンジンを使用します。
方法は水性マジックの復活方法と同じで、ペンのキャップにアセトンが含まれた除光液などを入れてキャップをします。
10分ほどしたらキャップを外します。
まとめ
しっかりとキャップをして保管し、なるべく乾燥させないようにしていても時間が経ちすぎればやはり使えなくなってしまうこともあります。
もう捨てるしかないかな?と思ったらダメ元で一度復活方法を試してみるのはいかがでしょうか?
除光液は種類も沢山ありますが、100円ショップにあるような低価格のものでも成分表示にアセトンがあれば問題ありません。
あまり匂いをかいでしまうと体調が悪くなることもありますので、換気をよくして使用しましょう。