コンセントの抜き差し時に火花が出た場合の対処法


電源プラグをコンセントに抜き差しすると、火花が見えることがあります。

トラッキング現象による火災も恐ろしいとされているので、不安に思う方も多いようです。

家が火事になるという最悪な事態は避けたいですよね。

コンセントから抜き差しした時に出る火花について解説します。

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コンセントから火花が出ても大丈夫?

火花が大きくない限りは正常な状態です。

電源プラグとコンセントは電気が流れていて、イメージ的に川に水が流れているようなものです。

電気が流れている部分には電圧と呼ばれる圧力が掛かっています。

そのため、電源が入った状態でコンセントを抜くと、火花が散るのです。

この火花は電圧が高い電化製品やたこ足配線のテーブルタップをコンセントで抜き差しするほど発生する傾向にあります。

そのため、どの電化製品でもコンセントにプラグを抜き差しする時は電源を切ることが大切です。

テーブルタップでは、複数の電化製品の電源プラグを差し込んだ状態で、コンセントに接続はしないようにしましょう。

テーブルタップ単体だけをコンセントに差してから、電源を切った状態の電化製品の電源プラグを差し込んでいきましょう。

現在はスイッチ付きのコンセントやテーブルタップも各種発売されていますので、電源プラグを差し込んだ後にスイッチをつけることで安全に利用することが出来ます。

大きな火花が出ている時はどうすればいい?

大きな火花が出ているのは危険信号のサインです。

電化製品の電源プラグやケーブルが問題ならば、同じコンセントに違う電化製品の電源プラグを入れてみて下さい。

火花が散らなければ、その電化製品に問題があることになります。

もし火花が散ったのなら、コンセントが摩耗しているのかもしれません。

コンセントの点検を業者に依頼をしましょう。

トラッキング現象とは?

長い間、コンセントに電源プラグを指した状態で埃などが溜まります。

その埃が湿気を吸ってしまうと、火花放電と呼ばれる現象が発生します。

これは小さな放電なので、目で見ることは出来ませんが、熱が発生し、時には火事にまでなってしまうという現象です。

コンセントの抜き差し時に発生する火花とは違いますが、コンセントを抜き差しする際に火花を見ると、この現象が自分にも降りかかるのではないかと想像をしてしまう方がいるようですが、そういうことはありません。

それに、トラッキング現象が原因の火事は平成26年の東京都での発生は33件だけです。

しかし、発生する可能性はなきにしもあらずなので、時々は乾いた布などで電源タップを拭くと安心です。

最後に、コンセントの抜き差し時に火花を始めてみると驚かれる方も多いと思いますが、小さな火花であれば正常です。

そうは言っても埃が大量にあるような状態では将来、火災の原因になる可能性がありますから、大掃除の時にでも乾いた布で拭きましょう。

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