ガッツポーズの本当の由来


みなさんは、「ガッツポーズの由来はガッツ石松」という都市伝説を聞いたことがありますか?

嬉しいときに片手、もしくは両手の拳をグーにして上に掲げる姿をガッツポーズと呼びますが、その由来は諸説あり、一番有名なのはガッツ石松説です。

タレントとしてテレビで活躍されているガッツ石松さんですが、元はWBC世界ライト級のチャンピオンのプロボクサーです。

数々のエピソードが残るガッツ石松さんですが、ガッツポーズもその一つなのでしょうか?

ガッツポーズの本当の由来とガッツポーズの日についてまとめました。

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ガッツ石松とガッツポーズ

まず、ガッツ石松さんの「ガッツ」という名前はガッツ石松さんのジムがつけてくれた名前のようです。

現役のころサボり癖があったガッツ石松さんに対してガッツのあるボクサーになってほしいという願いを込めたのがリングネームの由来と言われています。

ガッツ石松がガッツポーズの由来と言われるようになったのは、1974年4月11日に東京の日大行動で行われたWBCライト級タイトルマッチで勝利したことから始まります。

この日、ガッツ石松が当時の世界ランキング1位の炉ドルフ・ゴンザレス選手に勝利を収め、コーナーポストに登って両腕を上にかかげて喜びました。

そのポーズを新聞記者がガッツポーズと表現したことから一般的に使われるようになりました。

また、試合が行われた4月11日は「ガッツポーズの日」になっています。

1997年にはテレビのクイズ番組でガッツポーズはガッツ石松がとったポーズという答えが正解のクイズが採用されています。

ボーリング説

ガッツ石松説の前、すでにガッツポーズという言葉が使われていたのがボーリング界です。

1960年代には米軍基地内のボウリングでストライクをとったときに「ナイスガッツ」と言っていたそうです。

そして、1972年にボウリングが大流行して生まれた「ガッツボウル」というボウリングの雑誌ではその年に「自分だけのガッツポーズを作ろう」という企画がありました。

1973年からガッツポーズのコーナーもあり、今では一般的な拳をつきあげるポーズ以外にも様々なガッツポーズが掲載されていました。

まとめ

嬉しさを表すガッツポーズですが、剣道の勝利後に行うと相手に対して失礼な不適切行為としてみなされてしまいます。

また、相撲や野球、卓球など他のスポーツでもトラブルの原因となる場合がありますので、ガッツポーズはマナー違反にならない時に行いましょう。

ガッツポーズを調べていると、最初にガッツポーズという言葉が使われるようになったときにはまだ形が定まらず、嬉しさを表現するポーズをそう呼んだということがわかりました。

私達が一般的に使う拳を掲げるポーズは、いうなればガッツ石松が行った「日本一有名なガッツポーズ」なのではないでしょうか。

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