長嶋茂雄さんと言えば、野球を詳しくない人でも知っている有名な野球選手です。
ここで長嶋茂雄さんの野球経歴について、簡単に紹介します。
長嶋茂雄さんは1958年に読売ジャイアンツでデビューし、その後本塁打王、打点王、新人王など数々のタイトルを受賞します。
1974年に現役引退を表明し、同年に読売ジャイアンツの監督に就任しますが、結果振るわず1980年に監督を退任します。
そして1992年に再び監督に就任し、1994年と2000年に日本シリーズの優勝を果たし、2001年に監督業を勇退します。
このような経歴を持つ長嶋茂雄さんは、やはり野球選手として恵まれた体格だったのでしょうか?
長嶋茂雄さんの身長と体重はどれくらいか?
まず長嶋茂雄さんの身長と体重から探っていきます。
身長は178cm、体重は76㎏と記録されています。
長嶋茂雄さんと同年代の人の平均身長が161.5cm、平均体重が55.3㎏であることを考慮すると大柄な体格であったと言えます。
しかし長嶋茂雄さんと同年代の野球選手の平均身長が174.4cm、平均体重が70.3㎏だと言われています。
このデータから見ると、長嶋茂雄さんは野球選手として、特別大柄ではありませんでした。
けれども言い方を換えれば、当時周りの野球選手と渡り合うのに遜色ない身長と体重であったと考えられます。
長嶋茂雄さんの身体能力は?
話が変わりますが、バッターに必要な身体能力は何だと思いますか。
それは、瞬発力と持久力と衝撃に耐える強さ、であると言われています。
投手が投げる球を瞬間的に見極めスイングし、バッティング後は全速力の走りを維持しなくてはなりません。
そしてヘッドスライディングなどの衝撃に耐える必要もあります。
では長嶋茂雄さんはどうだったのでしょうか?
まず長嶋茂雄さんは三塁打を通算で74本記録した選手で、時にはランニングホームランを達成しています。
このことから全力疾走を維持できる持久力を持っていたと考えられます。
次に長嶋茂雄さんは、打てそうにないコースの球でもヒットに持って行っていたそうです。
それこそ腕を畳んだり、バットを投げ出さんばかりの勢いであったり、時には体勢が崩れていてもスイングしていたそうです。
これこそ瞬間的に球を見極めており、なおかつ、無理な体勢でのスイングは体への衝撃があったと思いますが、それに耐えられていました。
以上のことから長嶋茂雄さんは、バッターに必要な瞬発力と持久力と衝撃に耐える強さを持ち合わせていた、と考えらます。
このようにまとめてみますと、長嶋茂雄さんは野球選手として遜色ない体格の持ち主で、必要な身体能力を兼ね備えていたことが分かりました。
やはり国民的スターは、自分の持つ能力を適所で十分に発揮していたことを改めて実感しました。