運転免許証を紛失した時の手続きと最新の悪用防止策を紹介!

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私たちが身分証明証として最も持ち歩いているものは、自動車運転免許証ではないでしょうか。

自動車を運転する人は必ず所持しなくてはなりませんし、運転しない人でも年齢確認などの時に備えて持ち歩いていると思います。

しかし最も持ち歩いているということは、その分最も盗難などで紛失しやすい面も持ち合わせていることになります。

もし運転免許証を紛失等してしまったら、どうしたらいいのでしょうか?

紛失した運転免許証が第三者の手に渡ってしまった場合を想定して、どのような悪用防止策があるのでしょうか?

この2点について、まとめていきます。

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運転免許証を紛失等した場合の手続きについて

運転免許証を紛失した場合は、住所地管轄の運転免許試験会場、運転免許センター、指定の警察署にて再交付の申請が行えます。

再交付の申請する際に持参するものは、健康保険証、住民票などの身分証明書、認め印、申請用写真、再交付手数料3,500円になります。

申請用写真は、縦3cm×横2.5cm、無背景で正面を向いて胸から上が写っている、申請の6か月以内に撮影したもの、裏面に氏名と撮影年月日を記入してください。

手続き場所では、再交付申請書と運転免許証紛失・盗難てん末書に必要事項を記入して、上記の持参したものと併せて提出してください。

また2007年から運転免許証はICカード化され、それに伴い暗証番号2組の登録が必要になりました。

そのため、あらかじめ暗証番号を決めておけば、スムーズに申請が出来るでしょう。

ちなみに、運転免許試験会場、運転免許センターで申請した場合では運転免許証は即日交付になりますが、警察署の場合だと後日交付になります。

悪用防止するためには、何をすればいいのか?

運転免許証を紛失してしまった時、もしかしたら自分の免許証が第三者に悪用されてしまうのではないか、という不安を抱いてしまいますよね。

実際に偽造免許証で、銀行口座の開設や携帯電話の契約を勝手に結ばれてしまった事件は数多くあります。

このような事件をなくすために、実は既に悪用防止策が作られています。

それが2007年から交付されたICカード運転免許証です。

ICカード運転免許証とは、ICチップに運転免許証の記載内容と本籍地を記録し、そのICチップを運転免許証に内蔵したものを指します。

このICチップの記録を確認するためには、2組の暗証番号を解除しなければなりません。

以上のように、偽造と情報の確認が困難なICカード運転免許証そのものが、なりすまし等の悪用防止策となっています。

運転免許証そのものが悪用防止に対応していると幾分安心感が増しますが、それでも不安だと思う人もいるでしょう。

その場合は、まず最寄りの交番に紛失届を提出し、信用情報機関に「本人申告コメント情報」の登録手続きを行っておくと良いでしょう。

以上が、運転免許証の再交付手続きと悪用防止策になります。

運転免許証交付時の暗証番号登録が悪用防止策であることを知ると、安心感が生まれてきますね。

ですが、やはり個人情報をなくすのは気分のいいものではありませんので、普段から防犯意識を持ち、紛失しないよう気を付けていきましょう。

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