新しく入居した賃貸のアパートやマンションに備え付けられていたエアコンが臭くて困ったという方もいるかもしれません。
エアコンが臭いなんて想定していないので、どうすればいいか困ってしまいますよね。
しかも、賃貸物件なので、自分でどこまでしていいのかすら分かりません。
通常、前の入居者が退去をした時に、お親や管理会社がハウスクリーニングをするのが当たり前ですが、エアコンに関してはまちまちのようで、掃除をしない大家と管理会社があるといいます。
もし、新しい住まいでエアコンが臭かったら、どうすればいいのでしょう?
対処法をまとめてみました。
管理会社と交渉をする
実はエアコンの掃除は管理会社がするか入居者が負担するかというのはグレーゾーンの部分があるようです。
ただ、掃除は入居者が行うべきというのが主流のようで、突き放されるケースもあるようです。
前の入居者が喫煙者だった場合、臭いはカビ以上に激しくなるようなので、入居したらすぐにエアコンの状態を確かめましょう。
入居して半年なら、臭いの原因は現在の入居者にあると管理者に思われても当然ですが、入居してすぐの場合なら、対応してもらえる可能性が高まります。
入居して時間が経過していても、エアコンがあまりにも古い場合は、管理会社に言うと、交換してもらえる可能性があります。
自分で掃除をする。
賃貸物件とはいえ、気になるエアコンの臭いは我慢出来ません。
交渉が面倒くさいや取り合ってもらえなかったという場合で、安く何とかしたい時は自分でなんとかするしかありません。
家庭で出来るのはフィルターとルーバーと吹き出し口の掃除だけですが、これでほとんどの場合、カビなどの臭いは収まるはずです。
ただし、それでも臭いが収まらない場合は業者に依頼するしかありません。
大体、料金は1万5千円前後が多いようです。
賃貸物件なので、業者に依頼する時は、一応、管理会社に問い合わせた方がいいようです。
良心的な会社の場合、費用を一部負担してくれる可能性があります。
しかし、ファンまで掃除をしてもらったとしても、あまりにも古い機種の場合はそれでも臭う場合があります。
そうなると、メーカーなどの完全洗浄で、エアコンを分解しての掃除となってしまい、値段も2万円は考えておく必要があるのですが、分解しての洗浄でも臭いに関しては完全に消えるという保障は出来ないようです。
自分でエアコンを買い替える
管理会社も腰が重く、引っ越し費用もないから、部屋に住み続けるしかないといった場合、エアコンを自分で買い替えたほうがいいかもしれません。
賃貸ですから、大家さんや管理会社に連絡をし、退去時、エアコンはどうなるのかということを交渉しておいたほうがいいです。
基本的に、自分のエアコンは自分の物なので、退去時に持っていくべきものではありますが、もしかしたら、管理会社や大家が半額くらいは出してくれるかもしれません。
最後に、賃貸物件のエアコンは当たり外れがありますから、契約時にしっかりと確認する必要があります。
入居後もエアコンを使う季節でなかったとしても試運転をし、不具合や臭いを確かめ、出来るだけ早くに交渉をするのが快適にエアコンを使うためのコツです。