雑誌が発売日前日売っている?なぜお店によって違うのか?


週刊誌やマンガなど、様々な雑誌が書店を始めコンビニなどでたくさん販売されていますが「この店は発売日前日に新しい本が売ってる」なんてのを、見つけた事はありませんか?

マンガ雑誌なんかだと、発売日前日に手に入れられて得した気分になったりしますが、なぜこのような誤差が店舗によってあるのでしょうか?

今回は、雑誌等が発売日前日に売られている理由を、雑誌が店頭に並ぶまでの流れを含めて紹介します。

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雑誌の発売日は曖昧?

単行本や小説などの「雑誌ではない部類の本」は、出版社で発売日がしっかりと決められている事がほとんどです。

しかし、都心部と地方では発売日がズレる事も多々あります。

本の出荷日、流通の関係上、地方では単行本の発売日が1日連れていたりするのはこのためです。

一方、週刊誌やファッション雑誌などの「計画誌」と呼ばれるジャンルの雑誌は、出版社で発売日を全国で統一するために、出荷が早く、地域によっては発売日の前々日に到着している場合があるのです。

そのため、町の小売店や個人経営の書店なんかでは、発売日前日に店頭に並んでいる事があるんです。

これを「早売り」と呼ばれています。

ある程度の規模がある店舗では、仮に早く入荷していたとしても、出版社側からは「日付変更と同時に販売して良い」とされているため発売日に販売されます。

コンビニなどの24時間営業のお店では、夜中に陳列するため、ほんの少し早めに販売している場合もあったります。

なので、お店側の判断で発売日前日に店頭に並んでいる事がほとんどです。

ただし、長期連休や年末年始、年度末など流通の状態によって「遅くても発売日に間に合う日入荷」という事なので、販売するお店側も、正確な入荷日は把握していません。

本によっては「発売日厳守」の種類もある

上記のように、発売日に曖昧さがあるのが事実ですが、出版社側には発売日発売時間を決定する事ができます。

最近出版された本の中では「ハリーポッターシリーズ」や「IQ84」は、発売日・時間を厳密に定められた本です。

このように発売日を厳密に決められた本に関しては、その期日を破るとペナルティーが課せられることになっています。

まとめ

このように、出荷日に入荷日、発送地などの関係から、種類によって発売日前日に販売されている事があります。

ちなみ「週刊少年ジャンプ」の発売日は通常毎週月曜ですが、前日が日曜のため流通の関係上、土曜日に入荷する事がほとんどです。

なので小売店や個人経営の書店なんかで「いつも早く売ってるんだよな」と思う販売店がみなさんの周りにもあるかもしれませんが、このような理由から、入荷した時点で販売しているところもあったりするのです。

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