バーベキュー後の炭の捨て方!マナーを守ってバーベキューを楽しもう


バーベキューはアウトドアの代表格であり、バーベキューをしたことがないという人は少ないでしょう。

しかし、楽しいバーベキューですが、後片付けは少し面倒ですよね。

みんなで楽しくバーベキューをして「さぁ、帰ろう」という時、炭の捨て方が分からずに河原に捨てて帰るということがありませんか?

楽しくバーベキューをしても、最後に炭を河原に捨てて帰るのはなんとも後味が悪いものです。

最後までマナーを守って楽しくバーベキューを終えるために、炭の捨て方を覚えておきましょう。

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炭は土には帰らない!?

バーベキュー後に炭を放置して帰る方は残念ながら多いです。

そういう方は、「炭は元々木からできているのだから、放置していてもいつかは土に帰るから大丈夫だろう」と思っている方が多いでしょう。

これは大きな間違いです!

確かに炭の原料は木であるため、自然物という見方は間違ってはいません。

炭は分解されないというよりも、非常に分解されにくいといった方が正しいでしょう。

炭は木から水分を蒸発させ、炭化させたものです。

炭化すると、ほぼ炭素の塊になります。

成分だけでいえばダイヤモンドやグラファイトなどとほぼ同じです。

イメージはテニスのラケットやゴルフのクラブが落ちているようなイメージです。(少し語弊があるかもしれませんが)

炭化した炭という物質は非常に安定した物質であるため、土壌中の細菌ではほぼ分解することが出来ないのです。

「じゃあ燃やしたものはみんな炭になるじゃないか」と思う方もいるでしょうが、灰のレベルまで分解すると土壌の微生物が処理できるようになります。

そもそも一般に人工物という認識の鉄なども結局は地球から生まれたものを人間が加工したものに過ぎません。

科学的な話は抜きにして、すべての物質は自然物とも人工物ともとれるわけです。

話がそれましたが、炭が自然に分解されるということは基本的にはありません。

炭の捨て方

では、バーベキュー後の炭はどうやって処分すれば良いのでしょうか?

まず、バーベキューが終わったら炭の火を消します。

見た目が消えていても実際はまだ火がついている場合がありますので、水をかけるなどして火を確実に消します。

水をかける場合は、一気にかけると高温の水蒸気が出て危険ですので少しずつかけるようにしましょう。

火が消えたら袋に包んで持ち帰りましょう。

その後の捨て方はお住いの自治体のルールに従ってゴミの日に出すようにしましょう。

基本は燃えるゴミですが、自治体によって分け方が異なったりします。

まとめ

バーベキューはマナーを守って楽しく、正しく行いましょう。

特に炭を捨てていくことは山火事や、河原などでは他の方が火傷をする危険性もあります。

バーベキュー後のゴミの捨て方には十分に注意してください。

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