天気予報で降水確率が30%と発表。この確率の意味とは?


天気予報を見ていると降水確率○○%と予報がされます。

この確率の意味がよく分かっていない、どういう意味?と思っている人もいるのではないでしょうか。

天気予報の降水確率の意味を知っていれば、もしかすると、雨に濡れる確率が低くなるかもしれません。

この記事では、降水確率について詳しく書いていきます。

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天気予報の降水確率の意味とは?

降水確率とは「1ミリ以上の雨(雪)」が「降るかどうか」の確率を0%から100%まで、10%刻みで表した予報です。

日本で「降水確率予報」が始まったのは、1980年のことで、初めは東京地方だけを対象に実験的に行われました。

その後、1986年3月からは日本全国で降水確率予報が出されるようになったのです。

「降水確率30%」が意味するもの

長い期間で、降水確率30%が100回出たとき、そのうち30回雨(雪)が降るということを表しています。

例えば、プロ野球選手のイチローを例にしてみると分かりやすいかもしれません。

イチロー選手は言わずと知れた大リーガーで、毎年打率3割(3割=30%)を記録しています。

3回打席が回ってきたら1回はヒットを打つ打率ですが、ある1試合で3回打席が回ってきても、その日はヒットが出ない場合もあります。

しかし、1年間の長い目で見ると、3回に1回はヒットを打っているのです。

降水確率30%も長い目で見ると、的中に近い値になっています。

降水確率が0%でも雨に濡れる場合がある

降水確率の意味は誤解されやすく、1ミリ以上の雨(雪)が降るかどうかだけを予報しており、雨(雪)の強さや雨量とは無関係です。

1ミリ未満の降水は雨(雪)としてはカウントされませんが、この1ミリ未満の降水は意外と多いです。

天気予報で降水確率が0%と予報されていても、霧雨(1ミリ未満の降水)により衣類が濡れてしまう場合もあります。

また、同じ地域でも山沿いは雨(または雪)が降りやすいので注意が必要です。

この日は雨に濡れるのは困る、という場合は、かなり低い確率でも雨の対策をしておくことが重要だと思います。

パーティ用の衣類が雨に濡れてしまったら、クリーニング代が余計に掛かってしまいますからね。

まとめ

○降水確率は1ミリ以上の雨(または雪)が降る確率を示したもの
○雨の強さや雨量とは無関係
○降水確率0%でも雨(または雪)が降る場合もある

天気予報での降水確率の意味を知れば、雨に濡れる確率が減ると思います。

毎日の天気予報をうまく活用し、快適な生活を送っていきましょう。

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