無職の親は奨学金の保証人になれるのか!?

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専門学校や大学への進学をご検討されている方の中でも、経済的な問題から「奨学金」の借り入れを考えているという方も多いのではないでしょうか?

奨学金を借りる際には「保証人」が必要であり、大抵のケースでは学生の親が保証人となります。

しかし親が「無職」の場合には奨学金の保証人になることができるのでしょうか?

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奨学金制度とは?

そもそも奨学金制度とは、学習意欲を持った学生のために学費・生活費などを貸し付けることによって(場合によっては給付というケースも有ります。)、経済的な負担を軽減させるための制度です。

「給付型奨学金」の場合には返済義務はありませんが、一般的に広く浸透している「貸与型奨学金」の場合には返済義務が生じ、有利子契約であれば利息を付けて返還する義務があります。

専門学校や大学へ進学したいけれども、経済面の問題で学費の捻出が難しい場合に重宝されている制度で、現在も多くの学生が活用しています。

さて、奨学金を借りた場合の返済は「学生自身」が就職してから始まります。

よって在学中には経済的負担が掛からないというメリットがありますね。

更に、金利上限が設定されているため、比較的低金利で貸し付けを受けることが出来るという点も奨学金制度の利点です。

具体的には年利最高3%と定められています。

保護者自身が契約者となる「教育ローン」とは異なり、「奨学金」は学生自身が契約者である特徴があります。

奨学金制度の審査基準など

奨学金制度を利用したい場合、どのような基準が設けられているのでしょうか?

例えば「学習意欲があること」や「一定程度以上の学力や能力を持っていること」が要件として設定されています。

また学生自身の健康や家計、更には家族構成についても審査された上で利用できるかどうかが決定します。

親が無職の場合にも「奨学金」制度は活用できるのか?無職の親は「保証人」となり得るのか?

結論から申しますと、親が無職であっても「奨学金」制度は利用できます。

経済的に困窮している家庭に育った学生のための仕組みである為、まさにそのための「奨学金」であると言えるでしょう。

前述の通り、奨学金の契約者は「学生自身」であるため返済義務も学生自身にありますが、保証人は安定した収入がある者が必要です。

親が無職の場合には、伯父や伯母などの親族が保証人となってくれるか確認しましょう。

無職であっても不動産や貯蓄などの資産を有している場合には、それらを担保に「教育ローン」を契約するという方法も検討されると良いでしょう。

まとめ

◯ 「奨学金」制度とは経済的に困窮している家庭の学生の学費を支援する制度であり、「給付型奨学金」と「貸与型奨学金」の2種類がある
○ 保護者が契約者・返済義務者となる教育ローンとは異なり、「奨学金制度」は学生自身が契約者かつ返済義務者である
○ 親が無職であっても奨学金の貸与を受けることが出来るが、別途安定した収入がある親族などが保証人となる必要がある

いかがでしたでしょうか?今回は「無職の親は奨学金の保証人になれるのか!?」についてご紹介致しました。

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