エアコンの掃除は自分でできるって知ってましたか?
少しのコツと手近な道具で簡単に掃除できるんです。
この記事ではエアコンの掃除を自分で簡単にする方法を紹介します。
フィルターの掃除方法
エアコン前面のカバーを開けると最初に見えるのが左右に分かれているフィルターです。
室内の空気と最も近いところにあるため、フィルターで大きなホコリを足止めさせています。
半年・年と長い間掃除してない時には、この部分にたくさんのホコリがたまっています。
最も簡単に掃除できる場所なので、月1回くらいは掃除するようにしましょう。
ホコリが舞ったり落ちたりしないよう、本体からそっとフィルターを外します。
掃除方法は2つあります。
・ホコリを取り去って掃除機で吸う
・水洗いして残ったホコリを全部落とす
フィルターのホコリを取り去るだけでもエアコンの負担が軽くなるので、手軽に掃除できるここだけでも気づいた時に掃除するようにしましょう。
冷却フィンの掃除
次に冷却フィンの掃除をしますが、エアコンの電源コンセントを必ず抜くようにします。
エアコンのフィルターを取り外すと、細かい金属の板が入っています。
冷却フィンという部分で、薄いアルミ板で出来ています。
この何枚も層になったアルミの部分を通ってエアコンから涼しい風が出る仕組みになっています。
市販のエアコンクリーナー、またはパソコン用のエアダスターのスプレーを使って自分で掃除します。
強アルカリ成分のクリーナーはアルミを傷めることもあります。
しかし何年も放置して汚れがひどい時には一般のクリーナーでは汚れ落ちがイマイチのこともあります。
エアコンクリーナーを選ぶときには使用年数、汚れのひどさで洗浄成分の強力さを使い分けるとよいのではないでしょうか。
吹出し口のルーバーとファンの掃除方法
最後に冷風の吹出し口となるルーバー、ファンの掃除をします。
製品によって構造が異なりますが、取り外せるものは取り外して水拭きし、取り外せないものは歯ブラシや綿棒などを少し濡らして汚れを拭き取りましょう。
個人的なおすすめは割りばしで、古いメリヤスの下着を細長くカットして割りばしに巻きつけたものが簡単です。
水につけて硬く絞って掃除に使います。
水を使った掃除をするため、エアコンのコンセントを根元から抜くのを忘れずに。
エアコンの掃除を自分で簡単にする方法とは?のまとめ
エアコンは外から見える部分なら自分で掃除できます。
特にフィルターは手で外してホコリを取るだけなので、最低でも月に1回はきれいに掃除しましょう。
筆者はエアコンの掃除が自分で簡単にできることを知らなくて、何年前に専門のエアコン掃除業者に来てもらって、一家3台分の掃除をお願いしたら10万円近く掃除代がかかってしまいました。
エアコンの汚れは部屋の空気と接する箇所から入っていくので、手の届きやすいフィルターや吹出し口を定期的に掃除するだけでも違います。
エアコンを長持ちさせるためにも、部屋の掃除のついでに手近な道具でささっと掃除する習慣をつけましょう。