偏頭痛の辛さはなった人にしかわからない辛い症状ですよね。
忙しくて病院に行けないとき、病院の休診日に偏頭痛になってしまうともう何も手につかなくなってしまいそうです。
この記事では偏頭痛の治し方として即効で効くツボを頭、手、足ごとにいくつかご紹介したいと思います。
偏頭痛と緊張型頭痛の違いは?
偏頭痛は血管が拡張することで痛みが起こり、緊張型頭痛は首まわりの筋肉が緊張して血流が悪くなって痛みが起こります。
簡単な見分け方ですが頭痛が起きているときにおじぎをしてみて、痛みがひどくなるようなら偏頭痛、痛みが変わらないようなら緊張型頭痛の可能性が高くなります。
おじぎをして頭を下げると重力でさらに血管に血液が集まり、偏頭痛の人の痛みが増すのが見分け方の理由です。
偏頭痛は冷やすと良くなり緊張型頭痛は温めると良くなる特徴があります。
それでは偏頭痛に即効で効くツボを見ていきましょう。
偏頭痛に即効で効く頭のツボの治し方は?
偏頭痛に即効で効く頭のツボは、後ろ頭に2ヶ所あります。
耳たぶの付け根が少しくぼんでいますよね。
そのくぼみが「天容」(てんよう)というツボです。
その近くにもう一つ偏頭痛に効くツボがあります。
「天容」から耳たぶの付け根に沿って上の方に指を這わせてみてください。
耳の高さの3分の1くらいの場所に骨が膨らんだ場所があり、「完骨」(かんこつ)という偏頭痛に効くツボがあります。
偏頭痛が起きたときにはこの2つのツボをセットで押してみてください。
偏頭痛に即効で効く手のツボの治し方は?
偏頭痛に即効で効く手のツボを2つご紹介します。
一つ目は手の甲で親指とひとさし指の骨の間にある「合谷」(ごうこく)というツボです。
このツボは頭痛のほかにも効能が多く万能のツボと呼ばれています。
「合谷」を反対の手の親指でぐーっと押し込んでみてください。
二つ目は手の甲の真ん中から手首とさわっていき、指3本分下がったところに「外関」(がいかん)というツボがあります。
リンパの通り道となるツボなので、体のむくみを改善し、偏頭痛にも効果があります。
外出先では頭や手のツボを押しやすいのですが、自宅の場合には足のツボも押せるのではないでしょうか。
偏頭痛に即効で効く足のツボの治し方は?
足の甲にも偏頭痛に即効で効くツボがあります。
「足臨泣」(あしりんきゅう)という名で、足の甲のくすり指、小指の骨の間の付け根です。
素足のときに足の甲側にあるくすり指と小指の骨をさわってみてください。
2本の骨がV字型に交わる付け根に「足臨泣」のツボがあります。
足の甲を覆っていない靴をはいている時には、外出先でも試すことができるツボなのではないでしょうか。
偏頭痛の治し方は?即効で効くツボはどこ?のまとめ
偏頭痛は市販の頭痛薬では収まらないことがあるので本当に辛いですよね。
偏頭痛に即効で効くツボを押している間は、少しは症状が和らぐのではと思います。
最近では偏頭痛が三叉神経(さんさしんけい)の圧迫によって起こるのではないかという説も出てきました。
頭痛外来に行ったことのない人は一度受診してみて、偏頭痛なのか別の種類の頭痛なのか問診を受けると良いでしょう。
偏頭痛ではトリプタン系薬剤という薬を処方されることが多いようです。
頭痛薬がない時や頭痛薬で収まらない時には、ぜひ偏頭痛に効くツボのページを保存していつでも試してみてください。