昔から日本の食卓にはかかせない梅干しは、身体に良い効果が沢山あります。
最近では梅干しにダイエットの効能もあると話題になっているのをご存知でしょうか?
梅干しに秘められた様々な効能やダイエット効果がある食べ方をまとめました。
梅干しの効能
梅干しに含まれるクエン酸はレモンの5倍と言われています。
クエン酸は血液をサラサラにし、基礎代謝を上げる効果があり、老廃物を溜め込まない痩せやすい身体になるためダイエットにつながるのです。
基礎代謝が上がると肩こりや腰痛など体のコリを解消したり、便秘にも効果があると言われています。
また、梅干しを加熱するとできるムメフラールという成分は動脈硬化や細胞の老化を抑えたり、血行不良を防ぎます。
ポリフェノールには脂肪の吸収を防ぐ効能があるため、セルライトの予防にもなります。
セルライトは老廃物や毒素が身体に溜め込まれて出来てしまうこともあるので、クエン酸で基礎代謝を上げることも効果があるのです。
せっかく痩せてもセルライトが目立つと台無しになってしまうので、ダイエット前と後で体重の変化が大きい人には特にオススメです。
オレアノール酸は血糖値が急に高くなるのを防ぎ、糖分が脂肪に変化することも防いでくれます。
梅干しはアルカリ性の食品でもあるため、シミやクスミ、シワなどの原因である体の酸化を防ぎ、肌の老化にも効果があります。
美容効果が高い梅干しはアンチエイジングにも最適です。
選び方と食べ方
梅干しは塩分濃度が高いため、多くても3個までにしましょう。
すぐに効果が出るわけではないので、適量を継続して摂取します。。
選ぶ梅干しは、市販でよくある調味梅干しではなく塩のみで漬けた塩分控えめなものが理想です。
最もダイエット効果が高い食べ方をしたい場合は、梅干しを加熱してから食べましょう。
加熱方法はフライパンで焼いてもレンジでチンしても、アルミホイルに包んで焼いてもokです。
レンジで加熱する場合はラップで包んで1分間加熱するだけなので手軽にできます。
温かい梅が苦手という人は、冷蔵庫で冷やしても加熱したときにできた成分はなくならないので試してみましょう。
梅干しは加熱することでバリニンやムメフラールという成分ができます。
バリニンは脂肪細胞を刺激することで脂肪を燃焼させて小さくしてくれるのです。
まとめ
ダイエットの基礎となっている基礎代謝を上げる方法は、運動だけでなく梅干しでもサポートできます。
梅干しを大量に食べるわけにはいきませんが、運動後の水分補給に不可欠な塩分の摂取にホット梅干しを取り入れてみてはいかがでしょうか?
・梅干しの効能はダイエット、体のコリを解消する、便秘、細胞の老化防止など様々
・1日2粒程度を継続して摂取することで効果がある
・火を通すことでムメフラールとバリニンが増えてダイエット効果が上がる