お昼ご飯の定番といえばカレーライスですよね。
日本にカレーライスが伝わったのは、明治時代の事です。
インド料理のカリ(kari)がなまったものとされています。
カレーライスに添えらえている物といえば、福神漬け。
カレーライスには、なぜ福神漬けなのでしょうか?
福神漬けが添えられた理由と由来を調べてみました。
カレーライスって?日本に伝わった由来。
1757年、イギリスはインドを植民地化させます。
植民地であったインド料理の一つが、1772年にイギリスへ紹介されます。
その料理がカレーです。
当時イギリスへ紹介されたものは「マリガトーニスープ」と呼ばれる料理で、インディカ米とターメリックで着色した野菜と肉のスープでした。
インドには「カレー」といわれる語源はなく、インド南部の方言であるタミル語のkari(カリ)がなまったとされます。
タミル語のkariは「ソース・汁」という意味があります。
大航海時代に野菜を煮込んだシチューを食べたかった船乗りが、日持ちしない牛乳の代わりに香辛料を使ったカレーを考案。
そのイギリス流のカレーが日本にカレーライスとして伝わったのは、明治時代といわれています。
今では「国民食」として定番のカレーライス。
インドの伝統料理がイギリスの船乗りによって改良され、日本をはじめ世界各地へと広がりました。
福神漬けが添えられるようになった由来とは?
今でこそ全国域の食事となったカレーライスですが、はじめカレーに添えられていたのは福神漬けではありませんでした。
インドのカレーには、チャツネといわれる香辛料などで甘く煮込んだ野菜が添えられているのが一般的です。
イギリスから伝わったカレーライスにはピクルスが添えられていましたが、日本人の口には合わなかったようです。
明治初期、東京上野の漬物店にて、軍隊支給の缶詰の福神漬けが店主によって改良・販売されます。
大正時代には日本郵政の欧州航路客船で、一般客に出されたカレーに添えられたのが福神漬けの始まりです。
この頃の福神漬けは赤いものではなく、醤油の色がでた茶色でした。
インドのチャツネの赤色をまねしたのは、一等客船のシェフといわれています。
昭和44年には「カレー専用福神漬け」が販売されます。
赤い福神漬けよりも酸味の強い味付けで、色も赤ではなくオレンジ色になりました。
福神漬けの名前の由来も色々とあります。
流行作家であった梅亭金鷲(ばいてい・きんが)が、名付け親であるとされる説もあります。
梅亭金鷲は、「この7種類の野菜を漬けている物があれば食費を抑えられ、家に七福神がやってきたような幸福感がある」という解釈をしました。
また上野の不忍池の近くには弁財天が祀られています。
7種類の野菜の漬物が、弁財天を含む七福神と似ていたのが名前の由来ともされます。
まとめ
カレーライスに福神漬け。
名前の由来は語呂合わせのようではあります。
ですが日本独自の組み合わせは、世界各地に広まっています。
福神漬けの由来を考えながら、カレーライスを食べるのも格別ですね。