普段使いの日焼け止めにはspf30がオススメ!spfは持続時間に関係あった


薬局に行くと様々な日焼け止め商品が並んでいます。

多くの商品で一番大きく表示されているspfには数値があり、spf15、spf30、一番大きいものではspf50というものもあります。

意味がわからないと大は小をかねる精神で一番数値の高いspf50を選びがちですが、日焼け止めを使うシュチュエーションによっては紫外線以上に肌へのダメージが多くなってしまう場合があります。

様々なシュチュエーションに使いやすいspf30の魅力をご紹介します。

スポンサーリンク
z-kyokashoレクタングル大

日焼け止めのspfは高い方がいい?

日焼け止めのパッケージに書かれたspf15やspf30といった数字は紫外線のダメージをどれだけ防げるかを表しているわけではありません。

数字が表しているのは塗ったときに肌が赤くなるまでの時間の長さです。

ただし15や30という数字は何分かではないので30と書かれているから30分効果があるのではなく、塗らないときに肌が赤くなるまでの時間を元に計算することでどれくらいの時間効果があるのかわかります。

例えば日焼け止めを塗らないと10分で肌が赤くなってしまう方の場合、spf30を塗っておくと10×30=300分。

つまり、5時間は効果が続きます。

また、肌が赤くなるまでの時間は20分を基準にして計算されることが一般的ですが、20分でspf50を使うと20×50で1000分となり16時間以上効果があることになり、1日の日照時間から考えても強い紫外線を浴びる時間より長くなります。

spf30でも20分で計算すると10時間は持続しますので時間的には50まで使わなくても十分なのです。

そして計算上では10時間、16時間と長時間持続効果があることになりますが、実際には汗をぬぐう際に塗った日焼け止めが落ちてしまったりと効果が落ちてしまうこともありますので、spfが表す時間よりも前に塗りなおす必要があります。

塗りなおすのは2時間~3時間に1度が効果的と言われていますので1回塗ったら1日そのままというわけにはいきません。

日焼けのダメージを防ぐ効果もspf30とspf50は大きな差があるわけではないので、日焼け止めに関しては大は小をかねているわけではないのです。

数ある日焼け止めの中からspf30をすすめる理由

日焼け止めに含まれる紫外線カットする成分には、「紫外線反射(散乱)剤」と「紫外線吸収剤」があります。

紫外線反射(散乱)剤はベタベタするタイプのものが多いのですが、肌へのダメージが少ないため敏感肌用などに多く使用されています。

紫外線吸収剤は、サラサラとした触りごこちで使用感は良いのですが、短い時間で落ちてしまうため頻繁に塗りなおしが必要なことや、肌への刺激が強いのが特徴です。

効果の違いはそれほどないspf30とspf50ですが、spfの数値が高い方が紫外線吸収剤が多く含まれているので日常生活で頻繁に使うのであれば刺激が少ないspf30をオススメします。

海やスキー場など、紫外線の反射が強いシーンではspf50の方が紫外線をカットする効果に違いが出てしまうので、用途によって使い分けましょう。

まとめ

日焼け止めはレジャーで使う以外ならspf30でも効果や持続時間は十分です。

・spfが表しているのは肌が赤くなるまでの時間がどれだけ延長されるか
・強い紫外線を浴び続けるレジャー以外ではspf30と50にそれほど差はない。
・肌のダメージはspf50よりspf30の方が軽い

なるべく肌に負担がかからない日焼け止めを選び、きれいな素肌を保ちましょう。

スポンサーリンク
z-kyokashoレクタングル大
z-kyokashoレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする