トランプの絵柄に隠された知られざる4つの意


トランプといえば、家族や友達との旅行で誰かしら持ってきている定番アイテムです。

じじ抜き、ばば抜き、大富豪など様々なゲームができるトランプの絵柄には、一つ一つ意味があることをご存知でしょうか?

トランプに隠された4つの意味をまとめました。

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それぞれのマークには意味がある!

トランプにはスペード、ダイヤ、クラブ、ハートの4種類のマークがついています。

この4種類のマークにも実は意味があり、スペードは主に貴族、ダイヤは商人、クラブは農民、ハートは僧侶を意味しています。

スペードの初期の呼び方は「槍」。

形を良く見るとちょっと槍や剣に見えるのは、貴族や騎士の武器を表していたんですね。

また、ふたご座、みずがめ座、てんびん座を表すとも言われています。

ダイヤの初期の呼び方は敷石。

商人だけでなく、紙幣、経済力などお金にまつわる意味があり、星座はおうし座、おとめ座、山羊座、季節は夏を意味しています。

クラブの初期の呼び方は三つ葉。

は農民の持つ棍棒やその先に飾っていたクローバーの葉っぱと言われていますが、他にも努力、仕事、秋という意味もあります。

他のマークに比べて上品さより地道な力強さがあるのが特徴です。

星座はしし座、いて座、おひつじ座です。ついています。

ハートの初期の呼び方は心臓。

マークは僧侶の教えや聖杯のほかにも愛や春を表し、星座はしし座、おひつじ座、いて座です。

それぞれのマークは意味を調べると四季を表していることがわかります。

また、カードの数字を合計すると364、ジョーカー合わせて365になり1年を表しているとも言われています。

エキストラジョーカーを合わせると閏年の366日です。

色にも意味があり、赤は昼、黒は夜と、トランプには時を示す意味がつまっています。

絵柄の人物が示すもの

トランプには数字だけでなく人物の絵柄のカードがあります。

それぞれ、キング、クイーン、ジャックと呼ばれていますが、16世紀頃のフランスではそれぞれの絵柄に固有人物を当てはめる習慣がありました。

最初は色々な人物の名前が付けられましたが16世紀終わり頃には名前が統一され、伝説や歴史上の人物の名前がついています。

スペード

キング→古代イスラエル王国の「ダビデ王」
クイーン→ギリシャ神話の戦いの女神「バラス・アテナ」
ジャック→カール大帝の騎士「オジェ・ル・ダノワ」

ダイヤ

キング→古代ローマの政治家であり軍人の「カエサル」
クイーン→旧約聖書のヤコブの妻である「ラケル」
ジャック→トロイの王子「ヘクトル」

クラブ

キング→マケドニア国王「アレキサンダー大王」
クイーン→シャルル7世の妻「アルジーヌ」
ジャック→アーサー王に仕えた円卓の騎士「ランスロット」

ハート

キング→フランク国王である「カール大帝」
クイーン→カール大帝の子の妻、もしくはユダヤの女戦士「ユディト」
ジャック→ジャンヌ・ダルクの戦友「ラ・イル」

また、カードの絵柄に描かれた人物が向いている方向はマークによって違います。

カードの絵柄を見てみると人物の顔の横にハートやスペードなどのマークがあります。

それぞれのカードの人物はマークの方向を見ていたり、反対を見ているのですが、これは関心の高さを表しているのです。

例えばキングはダイヤを凝視し、ハートは遠くを見るような微妙な角度をしています。

ダイヤが表すお金には興味深々だけど、愛は遠い思い出なのかハートのキングだけヒゲがなく若々しくなっています。

まとめ

普段意識せずに使っているトランプですが、マークや人物など絵柄には意味があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

・マークはそれぞれ職業や季節が当てはめられている
・全てのカードの数を合計すると1年と同じ365になる
・カードの人物には伝説の人物や歴史上の有名人の名前がついている
・人物が向いている方向で関心の高さがわかる

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