ダイエットを継続していると、誰しもが停滞期を迎えます。
体質や状態など個人差はありますが、多くの人の場合ある程度の期間継続すると、急に体重が減らなくなってしまいます。
多くの方はこの停滞期を知っているの思いますが、停滞期の原因や停滞期を早く終わらせる方法はあまり知られてないないと思います。
そこで今回は、ダイエットの停滞期の原因や停滞期を脱出して、減量を加速させる意外な方法を紹介します。
停滞期の原因
ダイエット中の停滞期は、特に過度な食事制限を行なっている方に多く見られます。
その原因は、ダイエットによる食事制限で体内で吸収される栄養分が極端に少ない期間が続くため、身体はなるべく働きを抑えて、栄養分をできるだけ多く蓄えようとし始めます。
この働きを「ホメオスタシス」と呼び、日本語で「恒常性維持機能」と呼びます。
この働きがある為に停滞期が起きます。
逆に停滞期を迎えているという事は、ダイエットの効果が出ている証拠とも言えるでしょう。
ドカ食いで停滞期を脱出?
ダイエット中で、しかも停滞期にも関わらず「ドカ食いなんかしたらムダになる
」と思う方がほとんどでしょう。
しかし、停滞期を迎えたからこそ、ドカ食いをする事でまた減量の速度をあげる事ができるのです。
これを「チートデイ」と呼び、日本語で「ずる、騙す日」という意味です。
なぜ停滞期にドカ食いをして停滞期を脱出するのかというと、ホメオスタシスによって栄養素を蓄え始め、身体はなるべく働きを抑えるため、減量に必要となる基礎代謝が落ちてしまいます。
この基礎代謝の機能を落とさない為に、ドカ食いをして「栄養分は十分に足りている」と身体を騙すのです。
具体的な方法として、停滞期を迎えたらただ食べれば良いという訳ではありません。
週に1回、もしくは2週に一回程度に好きな物を好きなだけ食べる日を作ってください。
食べるカロリー量としては、体重×45カロリーで計算してください。
基礎代謝の3から4倍程度を朝6時から夜11時まで摂取する事を意識しましょう。
特に友人との飲み会や恋人とのデートの日などに合わせると、ダイエットのストレスがより軽減させるので精神的にも良いでしょう。
注意点として、チートデイは体脂肪率25%以下の方にしか効果が期待できません。
それに1日以上連続でチートデイを設けると、ただのリバウンドになってしまいます。
それと「お菓子をちょっとだけ」と中途半端にカロリーを摂取するのも意味がありませんので、体の状態をしっかり観察して、チートデイはしっかり大量のカロリーを摂取しましょう。
まとめ
このように、ダイエットの停滞期は体の機能低下が原因です。
それを行われないようにするのがチートデイです。
「ただ食べればまた痩せ始めるんだ」という事ではない事、ダイエットにはカロリーの摂取も必要であるという事を理解し、注意点を守ってチートデイを実行しましょう。