日頃から安全運転を心掛けて、事故や違反を起こさずにいた結果、ゴールド免許を所持している人は多いでしょう。
けれども事故や違反以外に運転免許証所持者には、気を付けなければならないことがあります。
それは運転免許証の更新です。
運転免許証の更新は毎年あるわけではなく、ゴールド免許の場合ですと5年に1度のため、うっかり忘れかねません。
では運転免許証の更新忘れをしてしまうと、折角のゴールド免許は無くなってしまうのでしょうか？
そもそも更新忘れてしまったら、もう一度免許試験を受けなくてはいけないのでしょうか？
更新を忘れると、ゴールド免許では無くなってしまう？
更新期限内に運転免許証の更新を行わなかった場合、その免許証は失効扱いになりますので、ゴールド免許ではなくなります。
しかしやむを得ない理由があり、更新期間内に更新に行けなかった場合は話が変わってきます。
この場合ですと、失効日から6カ月以内、もしくは6カ月以上3年以内に申請を行えば、過去の運転経歴に基づいて免許証が交付されます。
つまりやむを得ない理由によって更新できなかった場合は、ゴールド免許を所持し続けれます。
このやむを得ない理由とは、怪我などで入院、海外出張、被災などになります。
これらの理由を証明する書類等を申請時に提出すれば理由が認められて、講習受講後、免許証が交付されます。
もちろんうっかり忘れは、やむを得ない理由にはなりませんので、気を付けましょう。
更新忘れをしたら、もう一度免許試験を受けなくてはいけない？
更新を忘れてしまうと、免許証は失効扱いになってしまうため、もう一度免許試験を受け直さなければならない、と思いますよね。
実は免許失効日から、どれくらいの期間が経過しているかによって試験が免除されます。
まず失効日から6カ月以内に申請をすれば、技能試験、学科試験ともに免除され、講習を受講するだけになります。
次に失効日から6カ月以上1年以内に申請すると、仮免許の技能試験と学科試験は免除されます。
そのため本試験は受験しなくてはいけません。
最後に失効日から3年経過してしまった場合は、免除はなく、もう一度免許試験を受け直さなければいけません。
そのため、更新忘れに気付きましたら、すぐに住所地管轄の運転免許試験会場、運転免許センターで申請を行いましょう。
意外と更新忘れをしても有余があることが判明しました。
しかし失効してからの申請は、通常の更新申請よりも提出書類が多く、手数料も高くなります。
そしてうっかり忘れはゴールド免許では無くなってしまいます。
運転免許証には有効期限が記載されていますので、日頃から気にしていきましょう。